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和の世界は終わる日記

サンジスキーの管理人、ゾロの扱いが酷くてすみません。 読者様参加型小ネタやってます。カテゴリ「参加型小ネタ」よりどうぞ。

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ただいまです!

家に帰ってきました~。
いつも言うてますが、やっぱりキーボードは良い!さくさく文章が打てるのは最高です。
携帯で打った文章ってなんか変なんだもの。(和の日本語力が低い、というのはおいといて)


母に来てもらって、入れ替わりで祖母宅を後にしたのですが、電車の中で泣けてしょうがなかったです。
祖母は、家の前に立って和が見えなくなるまでずっと手を振ってくれていました。
祖母が、だいぶ小さく、弱くなってきたと感じた今年の夏。
いい加減、決断しなければなりません。


夏の思い出日記は明日以降に!
帰ってきたばっかりでなんですが、明日は早朝から大阪へ行きます。


帰ってきた記念にばあちゃんちで書いた小ネタ?をあげてみます。
書きかけなのか、ここで終わるのか。


タイトル。


「801」。





 ゾロのセックスは、想像と違った。

 

 否、獣のようにガツガツと腰を打ち付けてくる激しさは想像通りだった。
 しかし、そんな嵐の様な行為の最中に、ふと我に返ったようにやたらと優しい目をして、サンジの頬をそっと大きな手で撫でてきたり、耳たぶを甘噛みしたり、「気持ち良いか」と声さえかけてきたりする。意外。そして気色悪い。
 というか、見てはいけないゾロの一部を見てしまったようで、なんだかサンジは居た堪れなくなる。
 お互い出すもの出し尽くして、脱力したサンジの上に、いつもゾロは覆い被さるように倒れこんでくる。
 そして、優しい感じに抱き締められ、髪を撫でられる。これもサンジには居た堪れない。
 女性至上主義のサンジでさえ、セックスの後はちょっと放っておいて欲しいのが本音だ。
 ヤることヤったら女性の事などお構いなしに、大の字でぐーかぐーか寝そうな男代表だと思っていたゾロが、こんなにベタベタするのが好きだなんて。こういう意外性ゆえゾロは(生意気にも!)女性にモテるのだろうか。
 いい加減タバコが吸いたくなって、サンジが体を捩りながら無言でゾロの胸を腕で押すと、一瞬むっとしたように顔を顰めたが、しぶしぶといった感じでゾロはサンジの上から降りた。
 サンジはハアと溜め息を吐くと、寝転がったまま腕を伸ばしてベッドサイドに置いてあったタバコを取った。一本取り出し火を点けると肺いっぱい煙を吸い込む。天井に向かってふーっとわざと音をたてて吐き出すと、体が弛緩していくのが分かる。
 そんなサンジを 肘を突いた腕に頭を乗せ横に寝転んだ状態でゾロが見ていることに気づき、思わず舌打ちした。横目で嫌そうに睨んでもその視線は外れない。ウザい。
 諦めてサンジは、分からないなら聞いてしまおうと思い切って質問してみることにした。のそのそと上半身を起こす。
「……なあ、てめェさあ……。レディとヤる時もこうなのか?」
「あ?」
 ゾロは寝転がったままぽかんと口を開けた。
「いや、鬼瓦みてェなツラしてる割にマメなんだな、と思ってよ」
「……は?」
「だからアレだ、その……最中に、色々声かけたりとか、撫でたりとか、……執拗に、ち、乳首攻めたりとか」
 言いながら何故か顔がじわじわと熱くなっていくのに、何でオレが照れなきゃいけないんだ恥ずかしい事してんのはてめェだろが!!とサンジは逆切れしそうになった。
 が、次の瞬間、吐き出されたゾロの信じられない言葉に、サンジのあごはがぼんと外れた。
「あ?んなことすっか。面倒くせェ」
「はあ!?」
「大体が商売女だしな、向こうだってそんなのして欲しかねェだろ」
 ――へえ、そうですか、と返事をしたつもりのサンジの言葉は声になっていなかった。
「……セックスの後は?」
「寝る」
 気持ち良い程の即答。やはりロロノア・ゾロは、“ピロー・トークもできずに寝る男”代表だった。
 少しほっとすると同時に、サンジの中に勢いよく怒りがこみ上げて来た。
「ちょっと待て。じゃあなんでオレの事はベタベタベタベタ触るんだ!!」
 睨みつけると、ああ!?とゾロは心外そうに片眉をぐいと釣り上げた。
「別に触ってねェだろ!」
「触ってるだろ!!オレはお触りパブのお姉さんじゃねェっつの!!」
「んだその例え!!大体オレがてめェを触る意味がわかんねェだろ!!」
「それはこっちのセリフだ!!意味がわかんねェからこそてめェに聞いてんだろが!!」
 そこまで言うと、ゾロはぐっと口を真一文字に引き結んで黙り込んだ。目の玉が微妙にウロウロする。思い返しているのだろう。
「触って……」
「触ってる!!もうすんな!!終わった後ベタベタすんのもナシだ!!」
 ゾロの目が一瞬恨みがましい色を浮かべたのに、サンジはゾッとした。失敗した、と思った。溜まる性欲を処理するのに一番リスクの少ない相手だと思ったのに。
 サンジは安宿の、ガタがきているのだろう軋むベッドから飛び降りると、急いで風呂場にかけこんだ。ぬるい湯でざっと体を洗い流し(今回はコンドームを使わせていた。良かった!)、ごわごわしたタオルで乱暴に体を拭う。ここまででおよそ1分30秒。タオルを腰に巻いて風呂場を出ると、物言いたげなゾロと目が合ったが無視した。ベッドの下に落ちていた服をさっさと身に着ける。ベッドサイドのタバコを手にした時、「オイ」とゾロが声をかけてきたがこれも無視だ。靴を履き、手早くネクタイを結びながらドアに向かった。
「オイ、なんだってんだてめェ!」
 ゾロの声が怒っている。関係あるか。
 ドアの前で、サンジはくるりと振り返った。
 ゾロはベッドの上で身を起こし、サンジを睨んでいた。
「もうてめェとは寝ねェ」
「あ?」
「もうセックスしねェ、っつってんだ」
「……なんで」
「てめェのせいだボケ!!」
 叫ぶと同時にサンジは部屋を飛び出し、思い切りドアを閉めた。
 








……やまなしおちなしいみなし。
まさしくやおい。
つーかこれだけじゃわけわかんないですね、ごめんなさい。
なんか書きたかったんだこういうのが。多分。


つづくかもしれないし
つづかないかもしれない。
ひとつのはなしになるかもしれないし
ならないかもしれない。


3日に拍手してくださった方ありがとうございましたー!!

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プロフィール

名前:
ノダ ワアヤ
性別:
女性
趣味:
趣味はサンジ!
自己紹介:
2次創作サイトの管理人の日記です。
間違って来られた方はどうぞお逃げになって!!
「ゾロサン」とか「ゾロサン」とか、聞きなれない単語が飛び交ってますよ!!
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