和の世界は終わる日記
サンジスキーの管理人、ゾロの扱いが酷くてすみません。 読者様参加型小ネタやってます。カテゴリ「参加型小ネタ」よりどうぞ。
メンテナンスでした。 と ラストバトン
- 2008/05/12 (Mon) |
- 小ネタ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
12日0時~21時までニンジャブログがメンテナンスで読む事も書く事もできませんでした。
もしいらしてくださった方がおられましたら申し訳ありません!
2ヶ月ぶりの大阪でしたが、GWの暑さはどこへやら、寒くてびっくりですよ……!!
今日も寒くて、気圧の関係で相変わらず体調悪く、しかし気合でジョギングしてきました!今現在体を鍛えることにハマってます。
メールのお返事させて頂きましたvv
今からバトン小ネタを書ききりたいと思います!
拍手のお返事も後ほど~!!
===========================================================
ただいまです!
えー、約1ヶ月半かかったバトンの回答ですが、とうとう最終回ですどんどんどん!!
●何を思ったか自主制作に入る[サンジ]
「おいコック、酒……」
深夜のラウンジの扉を開き、ダメ亭主の見本のようなセリフを吐きかけたゾロは、中の状況を目にした途端、戸惑いもあらわに立ち竦んだ。
「何やってんだ?お前……」
テーブルに積まれた紙、紙、紙。
その紙を、手袋をはめたサンジが、1枚1枚丁寧に、しかし凄い早さで折っている。
「おークソ剣士!良いところに来た!手伝え!」
手招きする手の動きまでも早い。ゾロはしぶしぶ近寄って行った。
「一体何おっ始めやがった……」
「いやそれがよ、ナミさんとロビンちゃんが次の島で、今までオレ達が航海してきた日々を本にして出版するらしいんだ!」
ゾロには目もくれず、紙を手早く折り続けながらのサンジの言葉に、ゾロは溜息を吐いた。
「また変な商売考えやがったな……」
「ナミさんの商才は卓越してらっしゃるからな!」
わざわざ顔を上げ、ぱあっと笑ったサンジは本当にアホだとゾロは思う。
「しかもだ!!なんと光栄にもオレを主人公にしてくださると言うのだ!!どうだすげェだろ!!」
サンジはとても嬉しそうだが、ゾロはぎょっとした。
「でな、買ってくれる人におまけをつけたいっておっしゃるから、オレの秘蔵のレシピをちっちゃい本にしてる所さ~vv500冊作るんだぞ!!」
言いながらサンジは、今度は折った紙を何枚も重ねていく。だがゾロはもう聞いてなかった。嫌な汗が流れる。
「……それってちゃんとしたとこが出してくれる本なのか?」
「ちゃんとしたとこって?」
「出版社とか……」
「さあ?よくわかんねェけど、ナミさんは印刷所で刷って貰ったって言ってたかな?なんか流行ってんだってそういうの!次の島では本の市がたつらしくて、自費出版ていうのか?レディ達が自分で作った本を売ったり買ったりしに集まるらしいぜ!」
「おい、それは……」
言いかけて、ゾロはごくりと言葉を飲み込んだ。思い当たる節が物凄く、ある。
「レディ向けに、お菓子のレシピを3つ載せてみたんだけどよ~vvどうどう?この表紙、可愛くね?最後はピンクのリボンで閉じるんだ~vv」
いやー、本作るのって意外と楽しいなあ~!
サンジはうきうきとゾロの手のひらサイズのミニ本を作っているが、ゾロの頭には、数週間前の出来事が走馬灯の様に流れていた。
「ネタは上がってんのよ」
甲板でうとうとと昼寝をするゾロの腹をピンヒールで踏んづけたのはナミ、「お昼寝中ごめんなさいね」とにこやかに謝ったのはロビンだった。
「急に何しやがるこの……!!」
「あんた、サンジ君とデキてるわね」
いきなりズバリと言われて、ゾロは起き上がる事も忘れて絶句した。
「サンジ君のたっての希望で仲間である私達に隠してるのよね」
その通りだった。自分達の関係がナミさん達にバレたら、てめェを殺してオレも死ぬ、と言われていた。
寝転がったゾロの前に仁王立ちしたナミが、アーモンド型の目を細めて顔を近づけてくる。
「私達にバレてるってサンジ君が知ったら、船の上でエッチ、なんてもう絶対させて貰えないわよね」
だらだらと冷や汗が流れる。何度も言うが、エッチさせて貰えないっていうか、てめェを殺してオレも死ぬ、と言われている。
ナミの口が三日月形ににいっと吊り上がった。正しく魔女。
「私達にバレてるってサンジ君にバラされたくないなら、話しなさい。あんた達のこと、何から何まで全部――」
それからゾロは、咲かせたロビンの手によって女部屋へ連行され、サンジとの馴れ初め、どんな風にサンジを好きか、夜の「性」活のことなど、洗いざらい吐かされた。
始め「誰がんな話しするか!」と抵抗したゾロだったが、羽ペンを手にしたナミに、
「あら、タダとは言わないわ。これはビジネスよ。ちゃんと話してくれたらあんたの借金、いくらかチャラにしてあげる。その代わり、話してくれないなら借金3倍ね。サンジ君にもバラしちゃおーっと」
と、少女のように無邪気に言われ、あっさり陥落してしまった。
元々喋ることなど得意でないゾロの拙い言葉を、ナミとロビンはメモを取りながらふんふんと熱心に聴き、時折二人で「ゾロはサンジ君のそういう所にメロちゃったわけよ。単純ね」「でも、そういうエピソードは婦女子は好きよ。もっと盛り込んだ方が良いわね」「エッチの時ってサンジ君ってばそうなんの!?やっぱリアルに聞くと違うわー」等と、わけのわからない分析を行っていた。
「おい?どしたゾロ?」
記憶の海を漂ってそのまま消えそうになっていたゾロは、サンジの声にはっと我に返った。心配そうにゾロを覗き込むサンジの顔がとてつもなく可愛い。いや、そうじゃなくて。
「お前……、そのナミとロビンの本、読んでないのか?」
「いや?まだ読んでねェ。なんでも、ナミさん達が作った本はその本の市に直接運ばれてるらしいぜえ。オレもついてって、買ってくれたレディに直接このおまけ本渡すつもりなんだー!」
「あの、あのなコック……」
「お前も早く手伝えって!紙は指が切れるから、愛しいオレの大事な手が傷ついたらてめェも辛いだろ?」
にゃあん?
そんな風に上目遣いで見られ、ゾロのボルテージは一気に上がった。
「オレに任せろーーーー!!」
「よし!!作業は繊細且つ大胆にな!!」
愛するサンジのために凄い勢いで作業をこなす。集中することで段々冷静になってきたゾロは、
「よく考えたら、いくらナミが守銭奴といえど、あんな話を本にしたりするわけねェか。万が一してたとしても、オレとコックがデキてるとかって話を誰が読みたいっつーんだ。そうだよな。はっはっは、あービックリした」
と安心し始め、この紙折り作業をさっさと終わらせて、酒とサンジを頂くぜいえーい!!と思った。
数時間後、製本作業って甘くないのね、とゾロは知る。(指に唾つけて紙めくるな!とサンジに蹴られるし)
そしてまた数日後、ゾロは、ロビンの呟いた「婦女子」という言葉が、実は「腐女子」であったと言う事を知る。
これでラストです!!長いことお付き合いありがとうございましたああああ!!!(平伏)
長くなりすぎたのでバトンはここでストップ!回してくださったひらさんありがとうございました!!長くかかってすみません……!!
そして、最後の話がこんなんですみません……。いや、製本って結構大変なのよ!!←聞いてない
「繊細且つ大胆に」は勿論ア○ック25の児玉さんのお言葉です。「ア○ックチャーーンス!!(手の震え)」
さあ、すたーだすと終わらせるぞおおおお。それから、小ネタでほとんど書けなかったルフィとうそぷーを書きたい。サン誕やってゾロサン前提ルサン祭りを開きたい。やりたいことはいっぱいだー。
11日に拍手して下さった方ありがとうございましたー!!
拍手お礼ですvv
11日
>21時台にメッセージ下さった方vv
ようこそ初めまして~!!管理人のワアヤと申します!(平伏)
あわわ、StardustTrainにコメントありがとうございます!!
うちのサイトにしては珍しく完全シリアスな話で、なかなか思うようにキャラが(というよりゾロが・笑)動いてくれず、筆が進まないのですが、今現在後編を書いておりますので、もう少々お待ちいただけたら、と思います……!!頑張ります!!
文章の始めの「○」が可愛らしい……!是非また遊びにいらしてください!!
メッセージありがとうございましたー!!
12日
>カヲリ様vv
トルコーーーーーーーーーーー!!?(うるさい)
そうなんですか!!?凄い凄い~~!!まさかこんな身近(ということにしてください・笑)にトルコに行かれた方がいらっしゃるとは!!是非色々教えてください~~!私もトルコ行きたいなー!
私自身、ゾロにはサンジを早く迎えに行って貰いたいですううう~。サンジかわいそう。←お前!!
カレンダー
04 | 2024/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
最新記事
最新コメント
プロフィール
間違って来られた方はどうぞお逃げになって!!
「ゾロサン」とか「ゾロサン」とか、聞きなれない単語が飛び交ってますよ!!
このブログへのブックマークはお止め下さい。
COMMENT