和の世界は終わる日記
サンジスキーの管理人、ゾロの扱いが酷くてすみません。 読者様参加型小ネタやってます。カテゴリ「参加型小ネタ」よりどうぞ。
真冬の行水。
- 2006/01/18 (Wed) |
- 小ネタ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
ガス給湯器が壊れました。
お湯が出るには出るけど熱湯がでないですよ。
ガス屋さんに来てもらったら給湯器が寿命との事。
器具を取り寄せて交換してもらえるのは土曜日だそうです。
土曜日て!!
うちはお風呂もガス給湯器です。
追い炊きなどできないので、お湯がでなければお風呂に入れません。
今日はストーブでやかんとお鍋を使って沸かしたお風呂で行水しました。
背中半ばを軽く超えるくらい長い髪のは洗うのが大変でした。
昔の人って大変やったろうなあ、凄いなあとまたしても思いました。
明日は姉1と銭湯に行ってこようと思います。
銭湯大好き!!
今日とりびあで大変な事を知ってしまいました!!
と、言うわけでいきなりですが久々の小ネタ。
「いてェ!!つうか熱い!!」
本日のディナーの用意をしていたサンジは、ルフィの悲痛な叫び声に振り向いた。見れば、いつの間にかキッチンに入り込んだルフィが、剥きかけのみかん片手にひいひいと涙目になっている。サンジは盛大に溜息をつくと、素早くルフィに近寄りみかんを取り上げた。
「丸呑みにしなかったのは褒めてやる。ナミさんから特別に頂いたみかんを勝手に食うんじゃねェ!!」
ルフィは片目をしぱしぱさせながら唇をにゅうっと突き出した。
「だってよー、キレーにテーブルに並んでて、食べてくださいって言ってたんだよ」
「誰がんなこと言うんだ」
「みかんが」
「言うか!!おい、どこら辺にかかったんだ?」
「ここー」
指し示されたのは右の頬。ルフィのトレードマークの傷跡とは反対部分だ。
「ったく……。目に入らなくて良かったな」
サンジはタオルを濡らすと、赤くなっているその部分をそっと拭いてやった。
「いた、いてェサンジ、もうちょっと優しく」
「オレは野郎に優しくする趣味はねェ!!チョッパーから言われてんだろ、みかんの汁に入ってる……えーとなんつった……なんとかって成分がゴムを溶かしちまうって。あーあー、火傷みたくなっちまってるよ」
「今日は勢い良く飛んだぞ汁!!」
「だからてめェはみかん剥くなっつってんだ!!」
「剥かなきゃ食えねェ!!みかんを丸呑みすんなっつったのサンジだろー。じゃあもうそのまんまでいい!!」
「今食うなってんだよ!!これは今日のディナーに使う……、こら止めろって!!わかったから!!」
剥きかけみかんを奪い返され、ルフィがあーんと大きく口を開きみかんを放り込む寸前でサンジは折れた。
「ナミさんの大事な大事なみかんを丸呑みだなんて、たとえナミさんが許してもこのオレが許さねェ……ッ!!」
「わかったから早く剥いてくれよーサンジーー」
じゃないと全部丸呑みしちまうぞーとしっかり書いてあるルフィの笑顔に脱力しつつ、サンジは、ルフィにみかんの汁が飛ばないように注意しながら丁寧に皮を剥いてやった。
(筋は……体に良いっつうしな、どうせルフィだし、そこまでやらなくていいだろ。あーでもこいつはこれもきっと丸呑みしちまうんだ……。んっとに手のかかる……)
腹立たしく思いながらも、サンジはご丁寧に房まで分けてやった。
「あーん♪」
無邪気に口を開けて待っているルフィに釣られて、みかんを口に入れてやる。
「うんめー!!甘ェ~~vv」
「当たり前だ、ナミさんのお作りになったみかんだぞ」
半分以上自分がみかんの世話をさせられているということにサンジは気づいてない。
「もう一個!あーん♪」
「自分で食えよ!!」
言いながらも、小鳥に餌をやっているような、ドウブツに餌を食べさせているようなそんな気分になってきて、サンジは結構楽しく思いながらせがまれるままみかんを口に入れてやった。
美味そうにみかんを食べるルフィの、右頬の火傷が痛々しく見える。
「赤くなってんなあ……」
頬に唇を寄せ、ふうふうと息を吹きかけてみる。
「くすぐってェサンジ!」
ルフィが笑った。
と、そこへガチャガチャと金属の触れ合う音が近づいてくる。
ラウンジの扉が開いた。
「おいコック、水――」
目の前の光景に、入ってきたゾロはがぼーんとなった。
コックが、ルフィの頬にキスしている。(ようにアホな剣士には見えた)
二の句が告げずに愕然と入り口に立ちすくむゾロに、サンジが「あ?なんだ?」と顔を向けたその瞬間。
「おかえしだ!」
ルフィがサンジの手を掴み、その指を咥えあまつさえべろりと舐め上げたのだ。
「ひあ!」
サンジの上げた高い声に、ゾロは後ろに倒れそうになった。
「サンジの指はみかんの味!」
嬉しそうに叫ぶと、ルフィは「夕食楽しみだ!ご馳走さーん!」とラウンジを飛び出して行った。
残されたのは剣士とコック。
「チクショウルフィの野郎!舐められた……」
真っ赤な顔で指をエプロンで拭っていると、手元が影になった。あ?と顔を上げたサンジの前に、肩をぶるぶると振るわせた剣士が仁王立ちしていた。
鬼のような形相の癖に涙目だ。涙目剣士が咆哮する。
「“おかえし"って何の“おかえし"だーー!!!」
「指以外にどこ舐められたーー!!!」
「“ご馳走さん”って何に対する“ご馳走さん”だーーー!!!」
剣士が嫉妬に駆られているのが分からないサンジは、
(鍛錬のしすぎで壊れたか!?)
思わず数歩後退ったりしてみた。
「なあウソップーー、自動みかん剥き機造ってくれよお~~」
「やなこった。んなもん造ったらナミに殺される!」
「じゃあサンジ型みかん剥き機!!」
「“じゃあ”の意味がわかんね!!」
終わり
というわけで、みかんの汁でゴムって溶けちゃうんだって今日のとりびあ~でやってたよ!!風船がみかんの汁で割れちゃうんだ!!
完全ルサンにするつもりが、私の中のゾロがやっぱりサンジサンジと騒ぎ出して、中途半端なルゾロサンになりましたとさ。
……書いてから気づいた。
「剥く」とか「剥くな」とか「筋」とか「汁が飛ぶ」とか。
R指定にした方が良かったですか?(ドキドキ)(下品ですいません)
なんとなく、「結局機械って便利だよね」みたいな結論になった今日の日記でした。早く給湯器復活(というか全取替え)して欲しい……。
お湯が出るには出るけど熱湯がでないですよ。
ガス屋さんに来てもらったら給湯器が寿命との事。
器具を取り寄せて交換してもらえるのは土曜日だそうです。
土曜日て!!
うちはお風呂もガス給湯器です。
追い炊きなどできないので、お湯がでなければお風呂に入れません。
今日はストーブでやかんとお鍋を使って沸かしたお風呂で行水しました。
背中半ばを軽く超えるくらい長い髪のは洗うのが大変でした。
昔の人って大変やったろうなあ、凄いなあとまたしても思いました。
明日は姉1と銭湯に行ってこようと思います。
銭湯大好き!!
今日とりびあで大変な事を知ってしまいました!!
と、言うわけでいきなりですが久々の小ネタ。
「いてェ!!つうか熱い!!」
本日のディナーの用意をしていたサンジは、ルフィの悲痛な叫び声に振り向いた。見れば、いつの間にかキッチンに入り込んだルフィが、剥きかけのみかん片手にひいひいと涙目になっている。サンジは盛大に溜息をつくと、素早くルフィに近寄りみかんを取り上げた。
「丸呑みにしなかったのは褒めてやる。ナミさんから特別に頂いたみかんを勝手に食うんじゃねェ!!」
ルフィは片目をしぱしぱさせながら唇をにゅうっと突き出した。
「だってよー、キレーにテーブルに並んでて、食べてくださいって言ってたんだよ」
「誰がんなこと言うんだ」
「みかんが」
「言うか!!おい、どこら辺にかかったんだ?」
「ここー」
指し示されたのは右の頬。ルフィのトレードマークの傷跡とは反対部分だ。
「ったく……。目に入らなくて良かったな」
サンジはタオルを濡らすと、赤くなっているその部分をそっと拭いてやった。
「いた、いてェサンジ、もうちょっと優しく」
「オレは野郎に優しくする趣味はねェ!!チョッパーから言われてんだろ、みかんの汁に入ってる……えーとなんつった……なんとかって成分がゴムを溶かしちまうって。あーあー、火傷みたくなっちまってるよ」
「今日は勢い良く飛んだぞ汁!!」
「だからてめェはみかん剥くなっつってんだ!!」
「剥かなきゃ食えねェ!!みかんを丸呑みすんなっつったのサンジだろー。じゃあもうそのまんまでいい!!」
「今食うなってんだよ!!これは今日のディナーに使う……、こら止めろって!!わかったから!!」
剥きかけみかんを奪い返され、ルフィがあーんと大きく口を開きみかんを放り込む寸前でサンジは折れた。
「ナミさんの大事な大事なみかんを丸呑みだなんて、たとえナミさんが許してもこのオレが許さねェ……ッ!!」
「わかったから早く剥いてくれよーサンジーー」
じゃないと全部丸呑みしちまうぞーとしっかり書いてあるルフィの笑顔に脱力しつつ、サンジは、ルフィにみかんの汁が飛ばないように注意しながら丁寧に皮を剥いてやった。
(筋は……体に良いっつうしな、どうせルフィだし、そこまでやらなくていいだろ。あーでもこいつはこれもきっと丸呑みしちまうんだ……。んっとに手のかかる……)
腹立たしく思いながらも、サンジはご丁寧に房まで分けてやった。
「あーん♪」
無邪気に口を開けて待っているルフィに釣られて、みかんを口に入れてやる。
「うんめー!!甘ェ~~vv」
「当たり前だ、ナミさんのお作りになったみかんだぞ」
半分以上自分がみかんの世話をさせられているということにサンジは気づいてない。
「もう一個!あーん♪」
「自分で食えよ!!」
言いながらも、小鳥に餌をやっているような、ドウブツに餌を食べさせているようなそんな気分になってきて、サンジは結構楽しく思いながらせがまれるままみかんを口に入れてやった。
美味そうにみかんを食べるルフィの、右頬の火傷が痛々しく見える。
「赤くなってんなあ……」
頬に唇を寄せ、ふうふうと息を吹きかけてみる。
「くすぐってェサンジ!」
ルフィが笑った。
と、そこへガチャガチャと金属の触れ合う音が近づいてくる。
ラウンジの扉が開いた。
「おいコック、水――」
目の前の光景に、入ってきたゾロはがぼーんとなった。
コックが、ルフィの頬にキスしている。(ようにアホな剣士には見えた)
二の句が告げずに愕然と入り口に立ちすくむゾロに、サンジが「あ?なんだ?」と顔を向けたその瞬間。
「おかえしだ!」
ルフィがサンジの手を掴み、その指を咥えあまつさえべろりと舐め上げたのだ。
「ひあ!」
サンジの上げた高い声に、ゾロは後ろに倒れそうになった。
「サンジの指はみかんの味!」
嬉しそうに叫ぶと、ルフィは「夕食楽しみだ!ご馳走さーん!」とラウンジを飛び出して行った。
残されたのは剣士とコック。
「チクショウルフィの野郎!舐められた……」
真っ赤な顔で指をエプロンで拭っていると、手元が影になった。あ?と顔を上げたサンジの前に、肩をぶるぶると振るわせた剣士が仁王立ちしていた。
鬼のような形相の癖に涙目だ。涙目剣士が咆哮する。
「“おかえし"って何の“おかえし"だーー!!!」
「指以外にどこ舐められたーー!!!」
「“ご馳走さん”って何に対する“ご馳走さん”だーーー!!!」
剣士が嫉妬に駆られているのが分からないサンジは、
(鍛錬のしすぎで壊れたか!?)
思わず数歩後退ったりしてみた。
「なあウソップーー、自動みかん剥き機造ってくれよお~~」
「やなこった。んなもん造ったらナミに殺される!」
「じゃあサンジ型みかん剥き機!!」
「“じゃあ”の意味がわかんね!!」
終わり
というわけで、みかんの汁でゴムって溶けちゃうんだって今日のとりびあ~でやってたよ!!風船がみかんの汁で割れちゃうんだ!!
完全ルサンにするつもりが、私の中のゾロがやっぱりサンジサンジと騒ぎ出して、中途半端なルゾロサンになりましたとさ。
……書いてから気づいた。
「剥く」とか「剥くな」とか「筋」とか「汁が飛ぶ」とか。
R指定にした方が良かったですか?(ドキドキ)(下品ですいません)
なんとなく、「結局機械って便利だよね」みたいな結論になった今日の日記でした。早く給湯器復活(というか全取替え)して欲しい……。
PR
カレンダー
04 | 2024/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
最新記事
(03/02)
(02/05)
(01/05)
(01/03)
(12/17)
最新コメント
[12/31 和@管理人]
[12/27 おまけの一言]
[04/23 和@管理人]
[04/01 レイラ]
[12/06 和@管理人]
プロフィール
名前:
ノダ ワアヤ
性別:
女性
趣味:
趣味はサンジ!
自己紹介:
2次創作サイトの管理人の日記です。
間違って来られた方はどうぞお逃げになって!!
「ゾロサン」とか「ゾロサン」とか、聞きなれない単語が飛び交ってますよ!!
このブログへのブックマークはお止め下さい。
間違って来られた方はどうぞお逃げになって!!
「ゾロサン」とか「ゾロサン」とか、聞きなれない単語が飛び交ってますよ!!
このブログへのブックマークはお止め下さい。
COMMENT