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和の世界は終わる日記

サンジスキーの管理人、ゾロの扱いが酷くてすみません。 読者様参加型小ネタやってます。カテゴリ「参加型小ネタ」よりどうぞ。

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ただいまですーってほんとは

数日前から帰ってたんですけどね、和です。
お陰さまで祖母の体調は随分回復しました!ありがとうございます。


なんかいろいろあって皆さんにお伝えしたいこともいくつかあるんですが、「閉鎖しまーす」的なお知らせは全くないですすいません(笑)
これだけ先に!
ゾロサンオンリー、一般参加で行けそうな気配です!!
初めは、ぴよりちゃんとサークル参加できるかな……??な計画があったんですが、それはなくなりました……申し訳ありません……!!
しかし本制作の野望は自分の中で確実に燃え続けております。


あとの報告は明日にして、小ネタ(良い加減ちゃんとしたタイトルつけたい)の続き行きます!
結果はどちらかな、どんどんどん。


あ、あとこれはどうでもいいんですが、私、ネット上で使われている「(爆)」って、自嘲的な意味、「自爆」みたいな意味で使われていると思ってたんですが、「爆笑」を略した「(爆)」だったんですね……!(爆)
和、使い方をずっと間違えてました……!!(爆)
映画・舞妓はーーーーんとアニメぎんたまでほんとの使い方を知りました……!!
今使ってる「(爆)」も、気持ち的には「何やってんだ私バカバカ……!(倒)」的な、自嘲気味の「(爆)」です……!!(爆)
あ、どーでもいいですか、早く小ネタに行かんかい!と。すみません(爆)





 日付が変わる直前、突然船に帰ってきたサンジに、チョッパーは少し驚いたが凄く喜んでくれた。
 脳内進行表通り、作り置きしていたスープをとろ火でゆっくり温めつつ、チーズをたっぷりはさんだ具沢山ホットサンドをテキパキと作る。思いがけず豪華になった夜食を前にしてチョッパーが歓声を上げた。
 「サンジがオレだけに料理してくれるのって嬉しいなあ」なんて言いながら美味しそうにもりもり食べるチョッパーを、クソかわいいぜ、とホットワインをちびちびやりながらニヤニヤしてしまったサンジは、船に帰ってきて良かった、と心から思った。
 あのままゾロと一緒のベッドで朝まで、なんて。寒過ぎる。今まで何で平気だったんだろう。否、勿論平気だったわけではないが。
「サンジは平気か?」
「!?」
 ぼんやりしていたサンジは、チョッパーのタイムリーな質問に咽そうになった。
「え?悪ィ、なんだって?」
「うん、だからな、なんかこの島、この島なのかな?なんか変じゃねェ?」
「え」
 真顔になったサンジに、チョッパーは慌てた様に両手を振った。
「何がどうって聞かれたらうまく言えねェんだけど。さっきから首の辺りの毛がざわざわするって言うか……」
 だ、だからって怖くなんかねェんだぞ!?
 チョッパーは必死に強がって見せたが、なるほど、サンジが帰ってきてあんなに喜んだのはそのせいか。
「けど……、別にオレは何も感じねェけどな。街も取り立てて変な事はなかったぜ。手配書もたいして出回ってなかったし、フツーの港町だったよ。嫌な感じなのか?」
「う……ん、悪意みたいなものを感じるわけじゃねェけどなんとなく……」
 うーんとあごに手をあてて考えるサンジを、チョッパーが不安そうに見上げる。
「……よし、分かった。今日はオレラウンジで寝るから。お前も一緒にここで寝ろよ」
「……良いのか!?」
 チョッパーの目が黒々と輝く。
「折角陸に着いてんのに見張り台っつーのも侘しいし、男部屋よかこっちの方がなんかあった時に気配を感じやすいだろ」
「ありがとサンジィィィ~~」
 安心したのか、チョッパーの食欲が旺盛になった。笑いながらサンジは追加でサンドイッチを作る。 
 夜食と晩酌を済ませ、サンジが食器を片づけている間にチョッパーが男部屋からマットと毛布を持ってきて、床に二つ並べて寝る準備をしてくれた。それから少しだけチェスをして、午前2時を回った頃、チョッパーの、駒を置くスピードが徐々に落ち始めた。
「眠いか?寝るか?」
 そう声をかけると、チョッパーはこしこしと目を擦り大きなあくびをひとつした。
「んー……、寝たい……。サンジも寝よ……」
「そうだな~、今んとこ大丈夫そうだし、寝るかあ」
 チェス盤をおざなりに片づけて、サンジとチョッパーは洗面所で歯を磨いた。その後サンジは一応船を見回った。特に異常は無い。
 ラウンジに戻ると、もうチョッパーはマットの上で寝息を立てていて、あまりの寝つきの良さにサンジは笑った。
 灯りを消して、サンジもごろんとマットの上に横たわる。腕を伸ばしてチョッパーの鼻をつまむと、苦しそうにふがふがと息が鳴った。ニヤニヤ笑っていたサンジは、ふと、安宿のベッドに置いてきてしまった剣士は今頃どうしてるだろうか、と考えた。
 もし今隣に寝ているのがゾロなら。触ろうなんて思わないし、そもそもそんな状況最早耐えられない。
 船長なら?どこまで伸びるか、頬を引っ張ってニヤニヤしたかもしれない。ウソップなら、鼻を引っ張ってニヤニヤするだろう。
 なら何故ゾロだけ?
(……決まってる。寝ちまったりしたからだ)
 浅はかなことしちまった、と、サンジは珍しく後悔した。頭からばさりと毛布を被る。
 


 サンジの体にはもうゾロの匂いは残ってない。はずだ。
 

 
 他の仲間が出払っていて人数分の朝食を準備する必要がなくても、やはり夜明けには目覚めてしまう。子どもの頃から染み付いたコックの習性だ。
 それにしても肌寒い。
 サンジは、マットの上に寝転がったまま目を瞬かせた。キッチンの丸窓の外の空は光に乏しい。
 起き上がり椅子にかけてあった上着を取ると、隣でまだ気持ち良さそうに眠っているチョッパーを起こさないように、静かにラウンジを出た。
 船の外は朝もやがたちこめていた。冷えて湿った空気がサンジにまとわりつく。昨日はよく晴れていたはずだが、グランドラインではころころ変わる天候も珍しくはない。大きく伸びをした後、上着のポケットからタバコを取り出すと火をつけた。
 結局、変な気配で目覚めることもなかったし、チョッパーの心配は杞憂に終わったらしい。
 着替えようと、甲板への階段を降りて男部屋へと歩きだしたサンジは、ぎょっと立ち止まった。
 甲板の手すりにゾロがあぐらをかいて座っていた。
 固く腕を組んで、驚きで声も出ないサンジをじっと睨んでいる。ゾロが居るなんて全く気付かなかった。
「……な、にしてんだ、てめェ。何時から居た?」
 やっと声を出す。だがゾロはサンジの問いに答えなかった。それどころか。
「なんでだ?」
 サンジは眉を潜めた。
 人の質問は無視して逆に問い返してくるとは良い度胸だこの野郎。
「……何が“何でだ”?」
「何でもうオレと寝ない?」
 絶対に逃がすかとばかりにサンジを捕らえようとする視線と詰問口調。溜息をつきたくなった。
「あのなあ、その話はもう終わっただろ?」
「終わってねェ。理由を聞いてねェ」
「あれ、言ってませんでしたっけ。懇切丁寧に説明してさし上げたつもりだったんですがねェ」
 わざと馬鹿にしたように言ってやると、ゾロが手すりから飛び降り刀に手をかける。
「止めろ。朝っぱらからムダな運動なんかしたかねェ。つーかなんで説明なんかしなきゃならねェ?そんなもんが必要か?ただの抜き合いだったろうが」
「だから、何で急に止めるのかを言えってんだ。じゃなきゃ納得できねェ」
 ああもう面倒臭ェ。こいつこんなに面倒臭かったのかと思わず舌打ちした。
「なんでてめェがオレを責める?確かに仕掛けたのはオレだ。けどな、ルールを破ったのはてめェだ」
「あ!?」
「てめェは、オレを自分の所有物みたいにするつもりか?」
 ゾロが目を丸くする。
「はあ!?意味わからねェ、所有物だと?気持ち悪ィこと抜かすな」
 気持ち悪いなどと言われてサンジは頭にきた。気持ち悪く思ってんのはこっちだ!
「ああそうかよ、なら結構だ」
 イライラと煙を吐き出す。 
「考えてもみろ、溜まってる船の上ならともかくなんで陸に上がった時までお前とヤんなくちゃならねェんだ!街には麗しいレディがわんさかだ!てめェもオレも、手軽さにかまけてその事を忘れてたんだよ!そんでオレは女役なんてもう御免だ!それともてめェが女役やっか!?オレにあんあん言わされてェのか!」
 捲くし立ててやるとゾロはむっつりと黙りこんだ。そりゃそうだろう。ロロノア・ゾロが男につっこまれたいわけがない。いや、本当は自分だってそうなのだ。二人してとち狂っていただけだ。
 少し優しい声を作って、ゾロに告げる。
「……これからは、本来の男らしく、船では禁欲に励んで、島で美しいレディと夢のような一夜を過ごそうぜ」
 が、やはりゾロは答えない。じっとサンジを睨みつけている。その態度にはムカついたが、
「じゃ、着替えっから」
 すれ違いざま、ゾロの肩をぽんと叩く。オレって大人、と思った。
 ハッチを開く時、立ち尽くしているゾロにちらりと視線をやったが、朝もやで姿が見えにくい。
(……あいつ、よく一人で帰って来られたな)
 ゾロの服は冷えて、少し湿気を帯びていた。
(ほんと、何時から居たんだか……)
 服を選ぶはずがぼんやりしていて、いかんいかんとサンジは頭を振った。
 朝飯作ったら市場へ行ってナンパでもしよう。
 ゾロのことなんか忘れて、楽しく。


 着替えを終えて甲板に出れば、もうゾロの姿はなかった。






と、言う訳で、結果はの、「ゾロがサンジにもうセックスしない理由をちゃんと言えと詰め寄る。」でした!!
投票していただいた3名(笑)様ありがとうございます!!
……思っていた以上に投票数が少なかったので(笑)あれ?この企画スベったんじゃね?と思いましたが、「選べない!」と思って下さった方もおみえになったみたいで。Mさん!Hさん!ありがとうございます!
しかし、参加することに意義のあるオリンピック企画(何言ってんだ)ですので、皆さんよろしくお願いします(笑)


では第2回目の選択肢!


この後、


1・ゾロが増える。

2・サンジが増える。



お名前、コメントは不要ですので、続きとして読んでみたいと思われる番号を、拍手でお知らせ下さい。お気軽にどうぞ!


そうそう、本日、和の誕生日でした。
誕生日おめでとうメールを下さった皆さんありがとうございました!!すごい嬉しかったです!!天使が居るよ!!


26日に拍手してくださった方ありがとうございましたー!!



 

拍手[0回]




拍手お礼ですvv


15日

>田中様(隋分前です申し訳ありません…・…!)
おおお田中様、早々と投票ありがとうございます!!
そうですよね、ゾロは白黒はっきりつけないと気が済まないタイプだと私も思います。
自覚もなくサンジを追い詰める酷い男!
しかし今回はサンジの方が酷いかもしれません……(笑)
話がどんな風に転がるか私も楽しみです!

17日(隋分前です申し訳ありません…・…!)

>カヲリさん
カヲリさーん、携帯からでもバッチリです!ありがとうございます!
やっぱりゾロには直球が似合いますかね。あんまり無神経な感じにならなくて申し訳ないです!ゾロは無神経なのに!(←オイ)
しかし、完全にサンジに負けてましたね……。ほんとうちのゾロはヘタレです……。

19日(隋分前です申し訳ありません…・…!)

>21時台にメッセージ下さった方
投票ありがとうございます!!1っぽい流れとおっしゃって頂いたので、1にさせて頂きました~!
1→2は私が書くのが得意なパターンです(笑)ヘタレゾロバンザーイ!!
今回も参加して頂けると嬉しいです!
メッセージありがとうございました!!

28日

>田中様
わーん田中様ありがとうございます!!わたくしの誕生日を覚えていて下さったのですか……!!
私は人様の名前、顔、誕生日を覚えられないサイテイな人なので、嬉しい+田中様を尊敬です!!
まともな大人になって、これからも良いゾロサンを書けるように頑張ります!

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プロフィール

名前:
ノダ ワアヤ
性別:
女性
趣味:
趣味はサンジ!
自己紹介:
2次創作サイトの管理人の日記です。
間違って来られた方はどうぞお逃げになって!!
「ゾロサン」とか「ゾロサン」とか、聞きなれない単語が飛び交ってますよ!!
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