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和の世界は終わる日記

サンジスキーの管理人、ゾロの扱いが酷くてすみません。 読者様参加型小ネタやってます。カテゴリ「参加型小ネタ」よりどうぞ。

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なんとか浮上

こんばんにゃ~、和です!
ここ数日、姉1の仕事(産休は12月から)の手伝いと、あと、とてつもなくショックな出来事がありまして、日記が書けずにいました。ごめんなさい。
いやもう、久々に、泣きたいのに涙が出ないという状態。苦しかった。
今はなんとか平静を取り戻しつつあります。


で、ゾロサンオンリーなんですが、行きますよ~!新幹線のチケットも購入しました。
和、一般参加でフラフラするつもりだったんですが、おつるさんのご厚意で、ななななんと、つるかめ屋さんのスペースで売り子をさせて頂くことになりました……!わあああーー!!
皆様、ぜひぜひつるかめ屋さんの御本をゲットしにいらして下さい!!ついでに和も構ってください!!←オイ
おつるさんはわざわざ速達でサークルチケットを送って下さいまして、もちろんおつるさんは和の事情などご存知ないのですが、直筆のお手紙を拝見した途端、なんだか涙が出てしまいました。
ゾロサン海をふよふよと泳いでいて良かったなあ~~~(涙)



それでは、おつるさんとゾロサンの神に感謝しつつ、参加型小ネタの続きです!





「ご馳走様」 
 かしゃん、と軽い音を立てて、ナミの手からフォークが皿の上に置かれた。タイミングを計って淹れたのだろう、オレンジハーブティーの香りに、ナミの顔がこっそり綻んだ。
「はあ~~やっぱりメリーが一番落ち着く。宿代かからないし。サンジ君のご飯も美味しいし」
「ああ~んナミすわんvvオレもナミさんの隣が一番落ち着くよ~vv」
 くねくねと身をくねらすサンジの横から、デザートを貪り食っていたルフィが元気よく拳を振り上げる。
「ほんとそうだ!!サンジの飯が一番だ!!タダだしな!!」
「タダじゃねェ!!材料費がどんだけかかってんのか知ってんのかてめェ!!」
 財政難の根源である船長にすぐさまサンジが怒鳴ったが、マイペースなルフィは全く話を聞いていない。
「小遣いで腹いっぱい食おうとしたらあっという間になくなったー。金も食いもんも!」
「食い逃げしなかっただけ進歩したよ……」
 呆れた様にウソップが呟いて、「それにしても参った」と大きなため息を吐きながらテーブルに突っ伏した。
「おいウソップ、お前なんでやつれてんだ。いの一番に船に帰ってきやがって」
 サンジがニヤニヤしながら聞いてやると、嫌そうにウソップはサンジを睨んだ。
「理由わかってんだろ、聞くな!」
「まあウソップの気持ちは分かるよ。キノコづくしだもんな。キノコじゃ力が出ねェ!やっぱ肉だな!」
「力が出るとか出ねェの問題じゃねェんだよ!」
 悲鳴の様にウソップが叫ぶ。
 サンジも朝市を回ってみて分かったが、ここは、山菜やら木の実やらキノコやら、山の幸に恵まれた秋島だった。秋島の秋。過ごしやすい気候で食べ物も美味しい。小さくて静かな島だ。
 しかし、血気盛んな海賊には退屈すぎた。この島に着いてから2日目の夜。ラウンジには、イナカなこの島をすっかり回りつくして、飽きてしまったクルー全員が顔を合わせていた。
 たったひとりを除いて。
「ほんと、お約束よね。何処をどう迷ってんだか……」
 オレンジハーブティーを啜りながらナミが言った。ウソップは、キノコについてまだぶーぶーと文句を垂れている。
「オレだってさ~、サンジが料理してくれるヤツなら結構食べられるようになったんだぜ?だけどこの島のは無理!!炭火でまるっとそのまんま焼いて塩つけて食うとかさ~。でっかいしいたけのバター焼きとかさ~。まんまキノコ。無理無理無理!」
「キノコが特産なだけあって、素材の味を引き立てるシンプルな調理法なのよね。長鼻君はお気に召さないなんて残念だわ、美味しいのに」
「そいつァ子ども舌だから、なーんにもわかってねェんだよロビンちゃん。明日の夕飯はシンプル調理なキノコフルコースにするからね~vv」
「止めてくれー!しょうがねェだろ!苦手なもんは苦手なんだよ!」
「なあナミ、ログが溜まるまであとどれくらいだったっけか?」
 ガタガタと椅子を揺らしながらルフィが尋ねる。
「3日」
「長ェ!!待てねェよお~~~。早く次の島行きてェ!!」
 うがああああ!と椅子から落ち床をごろごろ転がり出した船長の体を、サンジが踏んづけて止めた。
「ささロビンちゃん、コーヒー召し上がれ~vv」
「ありがとうコックさん」
「サンジー!踏んでるぞー!サンジの船長を踏んでるぞー!」
「でもさ、この島に寄れてオレは良かったぞ!漢方薬とか珍しい薬とか色々買えたもん。朝になったら変な感じしなかったし」
 島中の薬屋を回っていたのだろう、ゾロ以外で一番最後に船に帰ってきたチョッパーが、サンジの作った夕飯をもぐもぐ頬張りながら言った言葉に、ウソップが反応した。
「なんだよチョッパー、変な感じって」
「うーんそれがさあ」
 チョッパーがウソップに向き直る。その時、バタンとラウンジの扉が開いた。
「メシ」
 親父のような発言とともにのそりとラウンジに入ってきたのは、やはりゾロだった。
「おお~お帰りゾロー」
「おそえりー」
 なんとなく薄汚れて、髪の毛には枯れた葉っぱがたくさん刺さっている。その姿に船長がはしゃいだ。
「うっわ-!!ゾロ汚ェ!!どこの山で修行してきたんだ?ニンニン!」
 呆れたようにルフィを一瞥してから、ゾロはシンクに近づき置いてあったグラスに水を汲むとゴクゴクと音を立てて飲んだ。それからバシャバシャと顔を洗う。その後ろに、腕を組んで仁王立ちしたナミが陣取った。
「ちょっとあんた、今日船番なのよ?なんで交代時間までに帰ってこないのよ!あんたが帰ってこないからウソップが船番代わってくれたんだからね!」
 ぐいと手の甲で顔を拭ってから、ゾロは面倒くさそうにナミを振り返った。
「……帰ろうと思ったけど、なんでか着かなかったんだよ」
「迷ってたんでしょ、分かってるわよ」
「分かってんなら聞くな!!」 
「とにかく、船番サボったんだから罰金ね。1万ベリー。毎度あり」
「んでてめェに払わなきゃなんねェんだ!払うならウソップにだろうが!」
 勝てるわけないのに一生懸命ナミに噛み付いているゾロの手から、サンジはグラスを取り上げた。
「いいから、とにかく風呂入って来い。メシはそれからだ」
 いつも以上にぶっきらぼうな言い方になってしまった気がした。ゾロは、サンジを睨むように暫くじっと見て、ふいっと踵を返した。ゾロの視線が自分から外れた事で肩から力が抜け、サンジは自分が緊張していた事に驚く。
 ゾロの手がラウンジの扉にかかりそうになった瞬間。 




 とんとん。



 外から、扉をノックする音がした。
 ロビン以外の全員が目を丸くした。ゾロも驚いたように扉を見、確認するように全員を振り返り、もう一度扉を見る。麦わらのメンバーの中に、ラウンジに入る時にご丁寧にドアをノックする者は居ない。それ以前にもう全員揃っている。
 ゾロは眉間にぐっと皺を寄せ、右手で和同一文字を握った。そして左手で音を立てて扉を開く。皆息を呑んだ。
 扉を開いて、しかしゾロは微動だにしない。呆然と開かれた扉の向こうを見ている。
「オイゾロ、なんだ!?誰か居るのか!?」
 緊張に耐えられなくなったウソップが泣きそうな声で叫んだ。
 ひゅっと音がするほど息を吸い込んだ後、ゾロが呟いた言葉に、全員が耳を疑った。







「オレが、居る」




つづく






と、言う訳で、結果はの、「ゾロが増える。」でした!!
投票して頂いた5名様!!前回より2名増えました~ありがとうございます!!
今回は票が割れたので、2を選んでくださった方申し訳ありません……!!
コメントも色々書いて頂いて、皆さんがどんな風に感じてらっしゃるのか教えて頂けて、意外だったり面白かったりですごく楽しかったです!


では第3回目の選択肢です!


増えたゾロはどんなゾロかというと。



1・サンジを落とすぜ!サンジ限定タラシなエロゾロ。

2・え、ちょ、誰?別人ですか?なめっちゃ優しいゾロ。


3・純真無垢、奇麗な瞳。子どもになっちゃったゾロ。


今回は3択でお願いします!どれも王道パターンですが(苦笑)
私は伏線を張るのが好きで、全体の構成を考えないと物語が書けないので、前回は、実はある程度の枠組みを考えていたので時間がかかったんですが、この3択からどんな展開になってラストに至るのかはほんと白紙です。
なのでどれになるのか私自身も楽しみです。
よろしくお願いいたします!!


4日に拍手して下さった方ありがとうございましたー!!

 

拍手[0回]




拍手お礼です!!


9月29日

>11時台にメッセージ下さった方
わあ~!前回も読んでくださって、そして初投票ありがとうございます!
今回は絶対に1でしたか!(笑)サンジが増えるとゾロが浮気しているみたいで悔しい、というご意見に思わず笑ってしまいました!でもそれとてもわかります!(←サンジスキー)
おっしゃるとおり、ゾロが増えたのでサンジの悩みも増えると思います~(笑)どうなることか!?
よろしかったらまた参加して下さいvv
そして、誕生日おめでとうありがとうございます!!しっかりした大人になります!!(?)

>田中様
わーんごめんなさい!!折角入れて頂いたのに、今回は1になってしまいました!!
しかし、サンジが増えた方がビジュアル的に良いというご意見はまったくもってその通りです(真顔)
びっくり選択でしたか??うふふ、なんだか嬉しいニヤニヤしちゃう!←コラ
今回もびっくり選択と思って頂けると良いのですが……。展開的にはありきたりで申し訳ないです……!
また参加して頂けると嬉しいです!

9月30日

>0時台にメッセージ下さった方
こんばんはー!初めてメッセージ下さったとのこと、本当にありがとうございます!!
私も人様のお宅にメッセージを残すのにものすごく緊張するタチなので、お気持ちわかります~。それなのにメッセージを下さいまして、こんなにありがたいことはございません!どうぞ緊張ならさず!ちょっとセバスチャン!お茶をさしあげて!(←誰だよセバスチャンて)(←うちの執事です)(←ウソつくな)
お陰さまで、ゾロが増える運びとなりました!(笑)
応援ありがとうございます……やだ、ちょっと泣けてきた。情緒不安定ですいません……!
是非またご参加下さい!お待ちしております!!

10月1日

>カヲリさん
カヲリさ~~ん、お忙しいのに拍手ありがとうございました!そしてメールありがとうございます!
ハイ、ベタベタなんですが、そう来ましたよ!>増量(笑)
あーんせっかく入れて頂いたのに、ゾロが増えてウザイ展開になってしまいました、すみません!!
サンジなら何人いてもかわいいから良し!まったくそのとおり!
……わたくしたち、本当にサンジスキーですわねホホホホ(雅に)
カヲリさんが書かれたらサンジが増えるということで、カヲリさんがサンジが増えたバージョン書いてくれたらいいのではないかしらそうねそうだわそれがいいわきゃっきゃっと私の腐脳が言ってました(オイ)
またメールします……!!

2日

>7時台にメッセージ下さった方
投票ありがとうございました!!あなた様の1票で展開が決まりました……!!
「読みたいです」とおっしゃって頂いたのがなんだか嬉しくて、じーんとしてしまいました……。
また是非参加して頂けると嬉しいです!!

7日

>あさりさん
あさりさ~んvvバトンありがとうございましたー!
うふふ、私もニヤニヤしながら回答しました!(←危ない人)
銀さんの本命気になりますよねー。
しかし私はケンカップルが好きなので、どうしても土方さんが気になっちゃうんですよねー。近藤さんのことが大切(敬愛の意味で)でしょうがない土方さんにイライラする銀さんとか好きなんですけど(笑)
(私は近藤さんがもの凄く好きです。土方さん・沖田君は勿論、近藤さんのことが大切で大切でしょうがない真選組!という図が大好き!!)
高杉・ぱっつあんももちろん候補ですよ!……という風に、銀さんに限らず銀魂メンバーは相手候補(ホモの←オイ)がたくさん居るので、同人的にはハマれないんですよね……。
「お前じゃなきゃダメなんだ!」という関係性が私にとっては同人をやる上で必要不可欠なのです!!

そう、ゾロサンのように!!

私にとっては、ゾロにはサンジなの!サンジにはゾロなの!それしかないの!!(他カプを否定してるんじゃないですよ~)
と、何をオタクが熱く語っとんじゃいと缶を投げられながら退却~。←やわ○か戦車のパクリ

戻ってきました。(お前)
あさりさんもお忙しいですね~!
次の投票締切は少し先になってしまいそうなので、タイミングがあったら参加してみてください~!!なんか変な3択ですが(笑)

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プロフィール

名前:
ノダ ワアヤ
性別:
女性
趣味:
趣味はサンジ!
自己紹介:
2次創作サイトの管理人の日記です。
間違って来られた方はどうぞお逃げになって!!
「ゾロサン」とか「ゾロサン」とか、聞きなれない単語が飛び交ってますよ!!
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