和の世界は終わる日記
サンジスキーの管理人、ゾロの扱いが酷くてすみません。 読者様参加型小ネタやってます。カテゴリ「参加型小ネタ」よりどうぞ。
日記が空きすぎた… と バトン
- 2008/04/23 (Wed) |
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すすすいません。生きてます生きてます。
まさかこんなに日記があいてしまうとは。フナムシ以下のオレですいませんすいません!!
なんかいろんな事が裏目に出たー(涙)
バトンの続きいってみます。
●口癖が「ぶっちゃけ」の[サンジ]
サンジ君特製ブレンドのハーブティーはとっても良い香りでとっても美味しい。
なのに、なんでこんなにイライラしながらお茶しなきゃいけないんだろう。
先程からあからさまに所謂「白い目」を向けているのだが、ケーキを切り分けている本人はちっとも気づきやしない。
「ぶっちゃけ、あいつには味なんてわからねェんだよ」
言いながらナミの前に、艶やかに焼き上がったオレンジタルトの皿を置く。
「いや、別にいいんだけどね、ゾロのヤツが美味いとか不味いとかどう思ってるかなんて。ぶっちゃけオレはあいつが同じ船に乗るクルーだからメシ出してるだけだし」
「あらそう」
「そうさあ!」
ケーキサーバーを握ったままサンジは勢い良く振り向いた。
「ナミさんやロビンちゃんが“美味しいわサンジ君”って言ってくれるのが何よりも嬉しいって言うか、ぶっちゃけオレにとってのご褒美!?みたいな!?」
でれでれーっと鼻の下を伸ばし体をくねらせ、「紅茶のお代わりはどうだい?ナミさ~んvv」とナミの顔を覗き込む我が船のコックさんは、自分がさっきからゾロの話しかしてないことに気づいてないのだろうか。
「まだいいわ」
勧められたお茶をあっさり断って、ナミは話を戻した。
「それでもサンジ君は結局言って欲しいんでしょ?ゾロに。“美味かった”、とか」
ちらりと横目で見てやると、サンジの笑顔が引き攣る。
「な、まさか!!そんなわけねェよ!ぶっちゃけどうでもいいし!」
「じゃあなんでムキになってゾロの好きなもの作るの。知ってるのよ、ゾロが見張りの時に色々作ってんの」
ズバリ指摘され、ざあああっとサンジの顔が赤くなった。
「なんでナミさん、イヤ、違、あれはぶっちゃけコックとしての修行みたいなもんで……!!」
「ふーん」
「ほんとだって!!あいつの為にとかそんなんじゃねェよ!!ぶっちゃけオレあいつに嫌われてるし!!なんでオレのこと嫌いなヤツなんかの為にそんな!!」
「あら、嫌いだって言われたの?」
半目で言われたナミの言葉に、サンジは目に見えてしおしおと萎れた。へへっと小さく笑う。
「だって、そんなの分かるよ。オレが起こしに行くとすげェ嫌そうな顔するし、ルフィ達と喋ったりしてっとすげェ目で睨んで来るし。……ゾロはきっと、オレのことなんて、ぶっちゃけ仲間とも思ってな」
バン!!!
「ああー!!もうめんどくさいわね!!」
ナミは手のひらで机を叩いて立ち上がった。サンジの体も驚きに飛び上がる。
「ナ、ナミさ……?」
ゴゴゴゴゴと効果音つきのオーラを放ちながら、ナミはぎんとサンジを睨みつけた。
「ぶっちゃけサンジ君はゾロが好きなんでしょ!?だからあいつとセックスしてるわけでしょ!?」
「…………え!!!?」
サンジの髪がぶわっと逆立つ。
「だーかーらーセックスしてんでしょって言ってんの!!女好きのサンジ君が挿れられる側までやっちゃうくらいゾロの事が好きなくせに今更ゾロなんて関係ないなんてガタガタ言うんじゃないわよ!!ぶっちゃけウザいのよ!!」
ナミの、次から次へと撃たれる弾丸の様な言葉に、サンジの顔が真っ赤になり、そしてみるみる青くなる。
「ナナナナナミさ、な、なん、なななんでししし」
「なんで知ってるって!?あんた達、お互いがどんな目でどんな風にお互いを見てるか気づいてないの!?ぶっちゃけそこら辺の小学生だって気づくわよ!!大体、気づかれたくないのなら色んなとこでセックスすんのやめなさいよ!!見張り台とかお風呂とか、そんなとこでヤられちゃったら聞きたくない声だって聞こえるのよ!!ぶっちゃけ迷惑なのよ!!ゾロなんて、普段呼ばないくせに、熱ゥ~~い声でサンジ君の名前呼んじゃってさ!あーキモい!!」
「そ!!なま!?こえ!?……ッッッ!!」
「あーうるさい!!だからあんた達が色んな場所でセックスするからぶっちゃけ聞きたくないけど聞こえてくるっつってんでしょ!!嫁入り前の娘にセックスセックス言わせるんじゃないわよ!!大体、答えなんてしっかり目を開けばもう見えてんのに、いつまでもウジウジウジウジ……バッカじゃないの!?ぶっちゃけこっちもヤキモキしてんのよ!!いーいサンジ君!!」
「ハイ!!」
「ぶっちゃけて言うけど、あんたがゾロの事好きなのはバレバレなんだから、もう良い加減素直になって告白でも誘惑でもなんでもしてさっさと手にいれちゃいなさい!!海賊でしょ!!!」
ビシィィッッ!!
ナミに指を突きつけられ、サンジは燃え尽きた紙のように真っ白になってがくりと膝をついた。
椅子に座り直したナミはさっさとタルトを食べてしまうと、
「ごちそう様~」
立ち上がり、サンジを放ったらかしに颯爽とラウンジを出る。
と、丁度ウソップが甲板から上がってきた。
「ナミ、サンジ居るか?」
「居るわよ」
「サンジー!コーヒー淹れてくれねェか~」
入れ違いにウソップがラウンジに入って行った。が、すぐに戸惑ったように顔を出す。
「おいナミ、なんでサンジ“おーあーるぜっと”の形になって泣いてんだ?」
「さあねー」
ふんふんふーん♪と鼻歌を歌いながら、ナミはみかん畑に上がった。たわわに実ったみかんを一個一個チェックする。今日もベルメールさんのみかんは瑞々しくて美味しそう。あー幸せ。
ガチャガチャと金属の触れ合う音と硬い靴音が近づいてくる。良い気分を邪魔されたナミはムッと眉間に皺を寄せた。
「ナミ」
振り返ると、サンジの件の相手、この船の剣士が立っていた。
「ちょっと聞きたいことがある」
「……何よ」
聞きたいことがあると言ったくせにゾロはなかなか口を開かない。睨みつけるようにナミの目を見てくるので、生意気だわ、とナミも睨み返す。
暫しの間があって、漸くゾロが口を開いた。
「あいつ……、コックは」
低く、少しかすれた声。ゾロはふうと息を吐いた。
「コックは、オレのことを、ぶっちゃけどう思っているだろうか、ぶっちゃけ」
ゾロとナミは無言で見つめあった。
沈黙を破ったのはナミの涼やかな声。
「さあね、ぶっちゃけ船底にへばり付いた苔くらいにしか思ってないてんじゃないの?」
「ナミ居るかー?頼まれてた美容液作ってみたけど……」
とてとてと音を立ててみかん畑に上がってきたチョッパーが、その光景を見て戸惑ったように立ちすくんだ。
「あれ、ナミ、なんでゾロ“おーあーるぜっと”の形になって泣いてんだ?」
「さあ?ぶっちゃけ興味ないわ」
ナミはうーんと伸びをすると、二人がほんとの意味で出来上がった暁には、格納庫を彼らの部屋にしようと勝手に決めた。今日からか明日からか。時間の問題ね。
口癖が移る位その人のことしか考えてないんだったら、腹括りなさいっての。
ほんともうぶっちゃけ勘弁して欲しいこのバカップル!!
ええと、ナミさんは酷くないのです。もうずっとふたりの事を心配してたのです。
明らかに両思いなのにも関わらずいつまでもうだうだしてる体先行の二人に、そしてサンジの「ぶっちゃけ」連発にとうとうキレてしまわれたのでした。
ゾロに対しては怒りの余り嫌がらせですわホホホホ。
サンジだから許せますけど、実際「ぶっちゃけぶっちゃけ」って何度も言われたら私は「ウゼェーーー!!!!」とちゃぶ台ひっくり返すと思います、ぶっちゃけ(真顔)
なんかコーラにむせるサンジとかぶってるなあ。所詮私の考えるものなど……(ズーン……)
15日、16日、18日、19日、21日、22日に拍手して下さった方ありがとうございましたー!!
拍手お礼vv
19日
>つるさんvv
あああああおつるさん折角メッセージ頂いたのに遅くなってしまってすみません!!
全然精力的にこなせてないですううううう(涙)すいませんすいません!!ぼうふら以下ですいません!!
やっと↑が終わったので参上つかまつりました!!←いつの時代の人
おつるさんもお忙しそうですね……!!そして大変そう!!子どもさんがいらっしゃる方々は役員活動が本当に大変そうで……!!
そんなおつるさんに少しでも喜んで頂けるように小ネタ頑張ります!バトン終了まであとちょっと……!!
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