和の世界は終わる日記
サンジスキーの管理人、ゾロの扱いが酷くてすみません。 読者様参加型小ネタやってます。カテゴリ「参加型小ネタ」よりどうぞ。
ややサンジ。
- 2008/10/28 (Tue) |
- 参加型小ネタ |
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先日、裏山さんのサイトに遊びに行ったら、「8832」番を踏みましたー!!
「ややサンジ」ですよー!!
……「ややサンジ」ってなんか微妙だな。
拍手で裏山さんに報告しようと思ったけど、「サンジオタクうぜェ!!」って言われたら嫌なのでこっそり去りました……。和です!!(長ェ!!)(裏山さんは←な酷いこと言いません・笑)(裏山さんのおおふりサイトへは、リンク・お友達サイト様からどうぞ!!)
頭から「キャーーラメルサンジーー☆」というフレーズが離れません!!!
yosukeさんに大変良いものを教えて頂きました……ほくほく。
それでは久々になってしまいましたが、参加型小ネタの続きです!
「オレが、居る」
まるで、扉の前に立つゾロから分裂したように、ラウンジに入ってきたのは果たして「ゾロ」だった。顔や体つきは勿論、ゾロほどうす汚れていないというだけで服装まで瓜二つ。その場に居た誰もが絶句した。
まだ呆然としたままのゾロの隣に立った「ゾロ」は、ご丁寧に腰に3本刀をもさしていて、いつもゾロがするように首をごきごき捻って鳴らした。本当に、双子か、もしくはゾロそのものに見えた。
「ゾロが……2人……!」 、
ナミの呟きに我に返ったのか、ゾロがぎらりと「ゾロ」を睨んだ。さっと刀に手をかける。
「なんだてめェは!!」
怒鳴られた「ゾロ」はゾロの方を向いたが、その目はなんの感情も映していない。敵意も何も無い。
「ゾゾゾゾロ、止めろ、斬るな、なんかヤベェってそいつー!!“そいつには関わってはいけない病”がー!!」
椅子の背の後ろにさっと逃げ込んだウソップが、半泣きになりながら叫ぶ。対照的に船長は目を輝かせてはしゃぐ。
「すっげェェェェ!!ゾロが2人だ!!ゾロゾロだ!!分身の術か!!?」
「ドッペルゲンガーじゃないかしら。もうすぐ死ぬのね」
「ブラック過ぎるわよロビン!!」
「ぎゃああああゾロ死ぬのか!!?医者あああああ!!!」
「剣士さんが2人ということは……、剣士ーズ……?キ○ンシーズと似てるわね……」
「ちょっと何それ、キ○ンシーズって」
「あら、航海士さんはキ○ンシーズ知らないの?嫌だ、世代の差かしら……」
「オオオオレ、知ってるぞ!!ドクトリーヌの映画コレクションの中に入ってたんだ!!」
「つーか何冷静にこの場と全然関係ない話してんだお前ら!!……だから止めろってゾロ、斬っちゃダメだってー!!」
騒然とするクルー達などまるで気に止めない様子で、「ゾロ」がゆっくりとラウンジを見回す。が、固まるサンジの姿を見止めた途端、纏う空気ががらりと変わった。
「ゾロ」は、思わず後ずさるクルー達の前をつかつかと大股でサンジに歩み寄ると、腕を伸ばしその細い腰をぐいと引き寄せた。そして突然のことに口をあんぐり開けたサンジの顎を、ガッと掴んだ。ゾロが慌てたように叫ぶ。
「おい!!」
「な、にしやがんだてめェ……ッ!!」
こともあろうか唇に唇を押し付けようとしてきた「ゾロ」を、サンジは渾身の力で蹴り飛ばした。
「ひいーーー!!」
瞬間的に伏せたチョッパーの頭上ギリギリを「ゾロ」が飛んだ。ラウンジの壁に叩きつけられた「ゾロ」は、しかし、何事も無く身を起こすと、ねっとりとした視線でサンジを見つめたまま、上唇をぺろりと舐めるとニヤリと笑った。クルーたちの顎ががぼんと外れ、サンジの血の気がざあっとひき、ゾロの髪がぶわっと逆立つ。
「ぎゃーーー!!キモい!!」
ガマン出来なくなったのだろう、ブツブツと全身に鳥肌を立てたナミが絞り出すような悲鳴を上げ、投げつけたミュールの踵がゾロの額に直撃する。
「いやオレじゃねェえだろ!!」
額から血をダラダラ流しながらナミに抗議をした後、ゾロは鬼のような形相で「ゾロ」に近づくとその胸倉を掴み上げた。
「……てめェ何モンだ……!?」
殺気を放つゾロとは対照的に、ゾロを見る「ゾロ」の目は、先程の熱が嘘のように、またスッと感情を映さなくなった。
「おい!!答えやがれ!!」
ゾロに揺さぶられ、「ゾロ」の頭がぐらぐら揺れる。まるで暖簾に腕押しな状態に、ゾロは苛立たしげにきつく舌うちした。
流石のナミも、両手の平を両頬をあてオロオロする。
「何これ……どうなってるの?ていうかどうしたらいいの?」
「あ!!もしかして、ゾロの生き別れた一卵性双生児の兄弟とかじゃねェ!?」
「ええ?ゾロってソーセージだったのか!?すっげえええええ」
ウソップのテキトーな発言に、混乱したチョッパーが本気でビビる。
「兄弟なんていねェ!!」
全身で怒鳴り、ゾロは鬼徹をずらりと抜くと「ゾロ」の喉元にぴたりとあてた。
「てめェ、吐かなけりゃこのまま掻っ斬るぞ……!!」
「おい止めろ!!無抵抗なヤツを斬るな!!」
ゾロの本気をビリビリと感じて、慌ててサンジは間に割って入った。背中に「ゾロ」を庇う形になる。と、「ゾロ」は嬉しそうにサンジの右手を取り、その甲に音をたてて口づけた。
「ぎゃあああああ何すんじゃーーー!!」
「ゾロ」の方は全く見ていなかったためその思いがけない行動に気づかなかったサンジは、ぶんぶんと腕を振って「ゾロ」の手を振り解いた。
「てててんめェェェェ!!んなことしてる場合か空気読め!!斬られる所だったんだぞ!?」
「……なんだかこの剣士さんは、コックさんにだけ興味があるみたいね」
剣士ーズ発言以来黙って状況を見守っていたロビンが小首を傾げながら言った。
「ええ!?なななに言ってロビンちゃ」
「ほら、今も、こんなに剣士さんが怒ってるのに、コックさんのことしか見てないでしょ??熱い視線ね」
「熱い視線ってのは止めてロビンキモすぎる!!もーー!!間に入ってやってよウソップ!!」
「そうだウソップ、てめェが餌食になれ!!」
「うおおああ止めろ、オレ様を押すな!!……ハ、ハハ、こんにちはゾロ君ご機嫌いかが……ってほんとにサンジしか見てねェーー!!!オレの姿が全く目に映ってねェーー!!それはそれでなんとなくショックかも……」
「アホかてめェは!!自分がどれほど幸せなのかよく考えろ!!気づけ!!なんなら今すぐお前と代わってやる!!」
そのやりとりの間も「ゾロ」は腕を伸ばしサンジの首筋に指を這わせようとする。それはそれはヤラシイ手つきで。
「ヒッ!!……だから止めろってこのセクハラマリモ!!」
後ろに放った回し蹴りを、今度は「ゾロ」はひょいと避けた。
「避けんなこのクソゾロ2号が!!」
これ以上触られないように、「ゾロ」から十分な間合いを取ったサンジの怒りの矛先はゾロにも向かった。
「てめェもてめェの分身のしつけくらいちゃんとしときやがれ!!」
「ああ!?知るか!!」
「お前、ルフィの言った通り実は山で“分身の術”の修行でもしてきたんだろ!!今すぐこいつを消せ!!そんでついでにてめェも消え失せろ!!」
「だからオレとそいつは関係ねェっつってんだろ!!」
「いや、そいつはゾロだろ」
背後からの船長の声に、え、と全員がルフィを振り返った。
ほじほじと鼻をほじりながら、のほほんと船長は言った。
「そいつはゾロだな。でも、ゾロじゃねェ」
「……何言ってんだルフィ?」
鬼徹を「ゾロ」に向けたまま、ゾロが横目でぎらりと船長を睨む。今にも黒手拭いを頭に巻きつけそうな迫力だ。
「ゾロ」の方は、ぼんやりと突っ立っている。
「だってよー、ゾロじゃねェけどゾロなんだ。わかんねェか?」
さも当然の様にルフィは言うが、船長の言葉の意味が分らないクルー達は戸惑って、ゾロと「ゾロ」を見比べた。
「ま、どっちでもいーよ、面白ェし」
そう言って、頭の後ろで手を組んだ船長は、にししと笑った。
つづく
と、言う訳で、結果は1の、「サンジを落とすぜ!サンジ限定タラシなエロゾロ。」でした!!
って全くエロくねェよ!!
うおおお、試練です、試練の時が来ました……!!(震撼)
実は、初めは2の方が多くて、おお、これなら書ける、書けるぞ~!とムスカ@天空の城ラ○ュタのように思っていたのですが、結果は1になりました!!
今回は拍手で7名(増えたー!!喜)、Hさん(は、膠着状態をなんとかしたくて和が無理矢理聞き出した・笑)とMさんとKさんから1票ずつ、合計10名の方からの投票を頂きまして、本当にありがとうございました!!
他の選択肢を希望して下さった方、申し訳ありません……!!
がががが頑張ります!!
第4回目の選択肢です!
エロゾロが現れて、サンジに対する本物のゾロの態度は。
1・てめェには渡さねェ!!サンジをエロゾロから守る!!
2・……オレには関係ねェ。サンジに対する興味を失くす。
すいません、ブログの定期メンテナンスが午前1時から始まるそうですので(ほんとは只今29日午前0時53分。ギリギリ!)、その間ブログの編集ができません!拍手のお返事少々お待ち下さい!!
あと、本日の更新とか、いろいろやりたいことがいっぱいなのに!!
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